地元にて個人で「家づくり展」を開催した事で、実感したことがありました。
今回は「建築=家づくり相談」に特化せず、敢えてライフワークとしている「旅」と「緑」を見ていただこうという主旨で開催したものです。
また、普段家づくりに直接関係のない知人や友人をお招きしたいという気持もありました。
来場いただいた知人以外の一般の方の廻り方は、といいますと
先ず
「旅」
を見る。
これは、「僕も旅していたんです」という方や
写真やグラフィック関係の方が、旅の写真やスケッチをしげしげと見てくださいました。
そして隣の
「緑」
に進み、アングルや被写体の感想などをいただき
最後に、さ・い・ご・に!
「建築」・笑
というパターンが多かったです
(やっぱり、興味のある順番か^^;)
それでも、写真やスケッチで人となりが伝わったのか、
「実は・・・」と言う感じで、家づくりの相談話がポツポツですが、持ち上がってくるのが面白かったです。
まあ相談というより、
・単純な「坪単価幾らで家は建つの?」みたいな質問や、
・悩みを打ち明けてる。
といった、直接的なものではなかったですが。
自身のハウスシェアの事もパネル展示しているのですが、これに関するご相談も受けました。
●いままでアーキコープで大手メーカーのショールームでやっていた「家づくり展」と比較して、
お客さんのアプローチの仕方が全く違っていました。
片や、新聞折込広告ん万部。
これを見た方が直接か、ショールーム目当てのお客さんが流れてきたりと、明確に「家づくり」を意識した人々。
●個展の方は、
商店街の中にあるレンタルスペースで、会期により何がやっているかわからないところ。
たまたま通りがかった近所の方が覗いていく。
「何やってるの~?」みたいな。
ご相談をされるのは比較的年配の方が多く、
ある方は、近所の工務店で言われた建替えの値段がとんでもなく高く、コチラがビックリしました。
家づくりに関する情報をどこから手に入れていいのかわからない?といった雰囲気で、
ショールームやネットなどとは、きっと縁が薄いのでしょう。
おそらく相談できる人が近くにいないことや、そもそも設計事務所で先ずは相談などという発想はないのだと思います。
先ず「設計」なんて事ではなく、
抱えた問題の状況整理など、気軽に相談出来る窓口が必要なのではないかと感じました。
また、こういった相談に応対することで、「建築士」の社会的地位のアピールにもなります。
地元で近所のお兄ちゃんが相談に乗る。
地元密着の相談会は、大規模展示会とは違うローカルだけど意義があるものではないかと思えてきました。
~~~~~~
お茶でも飲みながら、気軽に話ができたらいい。
そういう雰囲気の中がいいですね!
そうだ!
お茶飲みながらだったら
「ハッピーハウス」でやっちゃう^^
んなわけ、いかないか...笑
うーーーー
!
次は「家づくりカフェ」だな^^