昨日は月曜日だというのに
昼間っから映画を見にエビスガーデンプレイスに行ってきた。
このところの週末はイベントや講習会等が目白押しで、
「週末だから休みだー」という感覚がなくなってきている・・・^^;
ま、好きな事をシゴト以外の時間で過ごしているから、
広義には「オフ」には間違いないのだけど・笑
ガーデンプレイスに行ったのは何十年振り。
サッパリ、キレイな建物が並んでいるのだけど、
僕的には正直馴染めない。
特に正面の欧風コピーの建物が・・・飾りに見えて気持悪い
折角サッポロビール工場跡地という歴史ある場所、もっと大切に扱って欲しいと願う。
商業主義は否定しないが、もっと違う表現があっていいのではないだろうか。
~~~~~~
さて映画の話に戻ろう
海南友子監督によるドキュメンタリー映画で
環境変動の影響を受け
世界で一番最初に沈むと言われるツバルに始まり、
イタリアのベニス、そしてアラスカのシシマレフを見つめたものである。
僕が最初にこの映画を知ったのは
アトリエのBGMとして流しているJウェイブで、海南監督が語っていたことによります。
「余計なナレーションがない映像だけの淡々とした映画です。でもその中で何かワンシーンでも心に残ってもらえたら」
そんなセリフが聞こえてきた。
積極的に行こうとは思っていなかったのだけど、
偶然にもお誘いを受けた。
Iさんに感謝^^
「もしかしたら退屈しちゃうかな?」
なんて失礼な事を思いながら映画を見始めると、
ありのままの現地の人々の生活を映し出しているにも関わらず、あっという間の2時間が経ってしまった。
確かに現地の人達の日常と迫り来る水が切り取られていた分、「沈んでいく」という事実が強調されていたように感じた。
僕を誘ってくれたIさんは
「ベニスが沈む前に行っておかなくっちゃ♪」
などとノーテンキな事を仰っていたが(笑)
理由はどうあれ、何かキッカケを与える事ができれば、
監督の言う「ワンシーンが心に残る」ことに繋がるのかな。
ツバルの映像を見ながら
「マングローブ植えちゃえ!」
と思ったのだけど、あながち見当外れではなかったようで、帰って映画のサイトを見ると
『ツバルにマングローブの森を!』という植林事業への協力メッセージがありました。
ツバルでもマングローブは浸水を防ぐ有効な方法と考えられているようです。
僕が出来ることは何だろうか?
建築のチカラで何か出来ればいいのだけど...今すぐはどうにかできない。
でも例えば、
「自分の使う水がツバルの海に繋がる」
そう思って意識することは出来るはず。
氷が解けているのは、今まで無意識に浪費と消費を繰返してきたから。
だから
「無意識」を
「意識」すれば、
少なくとも悪い方向には向かなくなる。
よね^^