『パっーン!!!!!!!!!!!!!!』
自転車のリアタイアから乾いた破裂音が響いた。
音で悟った。
パンクではなく、タイヤのチューブが破裂した音であることを
「まさか、自分がそんなことを犯すとは・・・」
僕は高校生の頃自転車とかな~り深い関係になったことがある。
友人が自転車にのめり込んだ影響で、僕も自転車に興味を抱くようになった。
元々手を動かすことが好きだったので、段々と自分の自転車をいじる(整備)ようになり、
その内自転車屋で修理のバイトを始めたりしちゃって、一通りのことができるようになったのである。
例えば、自転車のホイールはスポークという細い棒で編み上げテンションを掛けて構成されているのだけど、このスポーク編みを当時はマスターしていた。
ホイールが回転した時にブレないように微妙な調整が必要となる、それなりに高度な技なのだけど、細かい作業は得意だったのと、教えてくれた自転車屋の店長が非常に高い技術と理論を持っていため、覚えられたのだと思う。
今でも自転車のパーツ交換やパンク修理などは自分でこなす。
専用工具が必要な時はちときびっしいけど。
さて、
その自転車に対して精通している自分が、
自分が・・・
走行中だったのだけどタイヤをバーストさせてしまった。
振り返って見るとチューブは避け、
タイヤに到っては・・・・
磨り減り磨耗で穴が開いていた。
「ひぃーーーーーー」
まさかそんな事に気がつかずに、日々乗り続けていた自分がとても恥ずかしかった^^;
そんなわけで自転車をひっくり返して、ホイールをフレームから外して、
ママチャリのリアタイヤ交換を何十年振りかにすることになったのであ~りました。
ちゃんちゃん
おわり^^