一月前のエントリー(日本料理店の内装にして下さい!?)の続きです。
前回から時間が経ち過ぎて続きを書く前に竣工してしまいました・笑
さて、
テナントはまだ決まっていないのにも関わらず、ビルオーナー自ら内装工事をするという。
前代未聞!?の物件だったのですが、そのワケを聞いてみますとビルオーナーの拘りが感じられるものでした。
長らく住まわれている高円寺、この地元商店街に落ち着いた雰囲気の日本料理店が少ないと常々感じられているとの事。
時代の経過と共に様々な業種業態が入り乱れて、段々と古き良き店が淘汰されていく事をとても懸念され案じていました。
そして丁度今回テナント退室を契機に日本料理店を誘致しようと決められたとの事でした。
ナルホド、納得できました。
が、
テナントオーナーが決まる前の工事なので、スケルトン状態での内装工事のため。
僕がお手伝いしたのは、仕上げ材決定にあたってのコーディネートでした。
木質系の深いダークな色合いに照度を程よく抑えたライティング
全体をその様なイメージで提案をしました。
実際には什器や客席レイアウトなどの要素が大きく影響しますから、
さて、これからどんな『日本料理店色』になっていくのか楽しみです。
▲窓の向こうには中央線の電車が直ぐ見える。駅前ロータリーに面した一等地です。
▲トイレ:予算の都合上壁はクロス。ダークウッド調とモザイクタイル調の貼分け。タイル調が割とイイカンジでした^^(共にサンゲツ)