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バラガンピンク②

ブーゲンビリア、
東南アジアではタイでもこの前に行ったバリでも見かけたのですが、
僕の印象の中では、メキシコで見た印象が強烈に残っています。

それは建築家のルイス・バラガンの存在が強く影響しているからです。

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▲ピンクの部分は実は花ではなく、花を包み込む葉包とよばれるもの


ルイス・バラガンは20世紀のメキシコ近代建築を代表する大建築家、巨匠です。


写真集でしか見たことがなかった建物を「いつかこの目で見たい」
叶ったのは2年前の冬

実際に見学できたのは
バラガン邸トゥルラパンの礼拝堂の二つに過ぎません。

が、
やられてしまった
魅せられてしまった


光が、
光の取り込み方
光の使い方
に圧倒させられた。


なんと、光の取り込み方の仕掛けにこだわった事か!

メキシコの太陽が
時間によって色々な表情で
建物内部に引き込まれていました。


そして外部には豊な自然があった
庭園をつくり水盤を張る

植物は年月を経て
建物の一部であるかのように融合していた。

小奇麗に手入れをして形を作っているのではなく、
自然に成長した姿だった。


バラガンは色使いに拘っていて、カラフルな色彩の壁が特徴的です。

色使いには理由があり

身近に咲いている花の色から
ピンクはブーゲンビリア
赤はタチバン
薄紫はジャカランダ

青は空

黄土色は土


全て自然界から選ばれていたようです。


でも緑色は使っていません。

何故かって?
緑色は庭に植物があるからです。


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▲バラガン邸で撮影が許された屋上の様子


ハッピーハウスのブーゲンビリアは
この先建物と融合するかな?

コメント (2)

優香:

すごくきれいね。
今までで一番綺麗な色の写真でとても素敵。

私の中のバラガンピンクといえば、
写真集にもあった玄関のピンクのイメージ。

ヨッシー:

ゆかっち

ピンクの色を映すのが難しかったけど、
実際の色に近く出せたと思うよ。


メキシコでは町中至る所にブーゲンビリアが咲いていて、
民家の外壁がピンクに塗られていても全然浮いた感じはなく、
自然に溶け込んでいたな。

イイカンジ♪

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2010年06月11日 12:28に投稿されたエントリーのページです。

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