« キャンドルナイト@入間ハッピーハウス | メイン | ごめんなさい。 »

キャンドルナイト@入間ハッピーハウス②~沖縄終戦記念日

入間に訪れた6月23日は、沖縄の終戦記念日でした。
0626_CandleNight2.jpg
100万人のキャンドルナイトというイベントがあって、入間ハッピーではこれに賛同してのイベント開催でした。

ここでのテーマは沖縄の慰霊

そもそも6月23日が沖縄の終戦記念日となっているなんて知りませんでした。
(1945年)6月23日に沖縄戦が終結したことにより本土でいうところの終戦記念日とは別に、沖縄ではこの日を慰霊の日と定めたようです。

映画関係の方が準備をしてくれたあるドキュメンタリーの上映がありました。
なんでも地元局で製作され沖縄のローカル番組だけで放映されたという貴重な代物でした。

舞台は辺野古(へのこ)
普天間基地の代替地となる海上ヘリポート建設に指名されたことにより
地元の人たちの反対が起こりました。

彼らは「座り込み」という手段で抵抗を続けます。
が、政府の実力行使で海上で基地建設の準備が遂には始まってしまう。
ところが、今度は海に出て船上で座り込みを慣行するのです。


すさまじい執念でした。
交替で海を監視するものの、
彼らは疲れ果て、もう体力の限界。
それでも、諦めず、自分たちの海を守る姿がありました。

「信念」というものでしょうか。

1996年に始まった座り込みは、
いままだ続いています。

~~~~~~~~~

1945年に確かに終戦はしましたが、(日本政府は)沖縄は米軍基地を受け入れざるを得なかった。
そして60年後の現代でも戦争が残した影響は続いている。
爪痕の深さは測り知れません。

哀しい現実ですが、闘っている人たちがいるのも現実です。


黙っていては、何も始まらない。
そう強く感じました。

沖縄戦の犠牲者の方々に鎮魂の念を捧げます。


コメント (2)

植木屋:

元々は「琉球王国」だし。 誇り高い民族ですよね。 知っている範囲だと、江戸時代も色々周りの干渉を受けている。 こっちで言う戦後前、沖縄では米軍に火炎放射器で焼かれる人がいるは、断崖から飛び降りるやら。 最近、「日本軍の命で自害した」話が教科書から削除されたとか?(N#Kで見たけど)

 十数年前沖縄に行った時、それなりの年齢のタクシー運ちゃんに、戦争の話をみっちり聞かされました。 まったく観光気分にならなかったけど、やっぱり現実ですよね。

 戦争って形は今は見えないけれど、違う形での戦争って「終わってねぇなぁ・・・」と国内にいても思います。
 言いたいことは色々ありますが、あんまし書くとウザイのでやめます。

ヨッシー:

植木屋さん。

> 十数年前沖縄に行った時、それなりの年齢のタクシー運ちゃんに、戦争の話をみっちり聞かされました。 まったく観光気分にならなかったけど、やっぱり現実ですよね。

沖縄行った事があったんですね。
戦争を体験された方にとっては、消えない・消すことのできない出来事ですね。

> 戦争って形は今は見えないけれど、違う形での戦争って「終わってねぇなぁ・・・」と国内にいても思います。

「人間」という生物がいる限り、
同じ過ちは繰り返されるのでしょうか?

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2007年06月26日 20:44に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「キャンドルナイト@入間ハッピーハウス」です。

次の投稿は「ごめんなさい。」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34